Office Guriです。ラブラドール2匹と北海道で暮らしています。
この記事は、我が家のラブラドール2匹と近所の山へスノーシューハイクへ行った際の記録です。前回の記事は下記よりご覧いただけます。
早速歩いてみよう
今回は山あり、川ありのコースです。起伏に富んでいるので犬たちも周りの環境に興味津々です。
ぐり、雪解けの沢に入る
14歳のぐり、スタスタと自ら雪解け水の流れる沢に入って行きました(びっくり!)。
ぐりはもともと、沢や川にはあまり抵抗を示さない犬です。あると自ら入って行って歩きます。
今回も「あ!」という間にずいずい入って行き、涼しい顔で楽しんでいましたね。
余談:エキノコックス症について
余談ですが、北海道はエキノコックス症の流行地域です。
エキノコックス症というのは道外の方はあまり聞きなれないかもしれませんが、北海道でアウトドアを楽しむなら、必ず知っておきたい感染症です。犬も人も感染する人獣共通感染症(ズーノーシス)です。
実は沢の水などからも感染する場合があり、犬も要注意なのですが、犬は感染してもほとんど症状が出ない「不顕性感染」です。
感染して重篤な症状が出るのはむしろ人の方ですね。
エキノコックス症の厄介なところは、感染しても、5~10年は無症状で自覚症状がないため、気がつかないこと。症状が出る頃にはエキノコックスが肝臓を犯し、肝機能障害が出るところまで進行している点です。
というわけで、北海道でアウトドアを楽しむ人は定期的にエキノコックス抗体検査を受けるのがおすすめです。私は昨年札幌市で受けましたが陰性でした。
エキノコックス症について詳しく知りたい方は、こちらのサイトも参考にしてくださいね。
エキノコックス症と国際貢献 | 北海道立衛生研究所
http://www.iph.pref.hokkaido.jp/charivari/2008_04/2008_04.htm
エキノコックス症について | 北海道立衛生研究所
http://www.iph.pref.hokkaido.jp/topics/echinococcus1/echinococcus1-2.html
エキノコックス症については、機会があれば別記事で詳しく紹介しようと思います。特に北海道で犬を飼っている方には、エキノコックス症についてはぜひ知っておいていただきたいと思います。
山の斜面を登ろう
スノーシューでザクザクと山の斜面を登ります。
ぐりは14歳で年齢的には老犬ですが、スタミナはほどほどあります。なので、ゆったりペースであれば斜面でもちゃんとついて来てくれます。
装備の記事でも書きましたが、老犬の散歩には途中でエネルギー補充ができると、スタミナ切れを起こさず楽しく散歩ができます。
今回は犬用ビスケットをおやつに食べながら、休憩を挟みつつ歩きましたよ。
ニコもアップダウンのある山道を満喫。
ちなみにニコは沢は好きではありません。ぐりとは違い、ただ眺めるだけ。
性格の違いが面白いですね。
人も休憩しよう
犬たちは休憩はこまめにとり、おやつも食べますが、人も休憩が必要です。休憩大事。切り株に腰掛けて休みます。
ぐりもまだまだ元気。
鹿の足跡見つけた
明らかに蹄、という足跡を見つけました。多分エゾシカです。
50分のスノーシューハイク終了!
休憩を挟みつつ、のんびりと歩いたスノーシューハイク。今回の所要時間は50分でした。
スタート地点に戻り、スノーシューを脱いで終了です。
犬たちも満足した様子。お疲れ様でした。
その後の犬たち
夜は疲れたのか、犬たちはぐっすりでした。
雪に足を取られながら歩くので、体幹を結構使います。
(人間もスノーシューなしの雪道だと、すごく疲れます)
以上、我が家の犬たちの春のスノーシューの記録でした。